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◆ペンギンは太ったツバメか?鳥類進化系図

ペンギンとツバメに妙な共通点を感じる人も多いのではないでしょうか。
例えば「燕尾服」と聞いて本家ツバメでなくペンギンを連想する人も いると思います。

子供の頃、家の玄関にツバメの巣があり、毎年ツバメが来ていました。
その頃なぜか持ってしまったイメージが「ツバメとペンギンが近縁関係にある」と いうものです。
単に白と黒というだけでなく体の線の類似も強く感じます。
胸の線、首から背中の線、翼の線に単に「流線型」という以上の 類似性を見てしまいます。
大きさも全く違うし、バランスも全然異なっているにも関わらずです。

(もちろん、初夏から初秋にかけて日本でツバメとして生活し、冬に南極で ペンギンになってるなどと思っていたわけではありません。それはそれで 面白い妄想ですが。)

そもそも「ツバメ科」は「すずめ目」に属していて、「ペンギン目ペンギン科」とは 随分離れています。
この「ペンギンがツバメに近い」というイメージが正しくないことは 明らかなのですが、どの位遠いかを知りたいと思います。

鳥類の遺伝的な距離を調べたものというのを見たことがありません。
おそらく調べられているとは思うので、ぜひ読みたいものです。
恐竜から進化を追うというのは難しいでしょうから、現存の鳥どうしの 距離だけでもと思うのです。

ひょっとしたら、これまでの分類とずれるところがあるんじゃないかと も思っています。
もっともツバメがスズメよりペンギンに近いという ことはありえないでしょうが。。。。。とはいえ、少しだけ期待してる ところが知識では修正できない「イメージ」の怖さ。 

### 余談
今の鳥類の分類に正面から異を唱える気はさらさらないのですが、 分類の要素として「大きさ」を入れているように見えるのが気になります。
羽の構造などは変えにくいけど「大きさ」は環境の要請があれば簡単に変えら れるんじゃないかと。

### 補足
ペンギンが乗っているのは小さな浮き氷です。巨大な氷山では ありません。ペギラとリトラではなく、ペンギンとツバメです。(念のため)

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