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◆リモコンキーの空間配置

DVDプレーヤなど画像再生機器のリモコンのキーの内、プレイ、早送り、スローなどの再生制御キーは 空間イメージに沿って配置すべきだと思っています。

左は戻る方向、右は進む方向となるのは当然として、 上は大きな動作、下は小さな動作、中心から離れる程大きな動作といった形です。
逆再生キーもあれば左右対称性は高まりますが、現実的ではないので、中心には再生キーを置く事になります。

こうすれば隣のキーを押し間違えても、機能の差が小さく、 例えばスローにしようとして 次チャプターへ飛ぶという極端な動作になる心配が少ないはずです。

もう一つ重要なのが「STOPをどこへ置くか」です。
STOPの機能は[電源]や[取り出し]に次ぐ激しいもので、他の操作とはレベルが異なっている。
STOPはリモコンを見ながら押しても良く、 他とは別にすべきものと考えています。

このように配置すれば画面を見ながらリモコンに目をやらずに操作してもミスは少ないはずです。

冒頭のリモコンの図はこのような考えで、再生制御のキー部分のみを表したものです。

ただ、「キーの数を増やしたくない」「STOPが離れた配置では探すのが大変」という考えもあろうと思い 作成した妥協案が右の図です。
STEPの長押しでSLOW。さらに長く押せば早くなります。
PAUSEの長押しでSTOP。PAUSE中にもう一度PAUSEを押してもPAUSEのままでPLAYにはなりません。
REWIND、FFは2度、3度と押す度にスピードが増します。

リモコンはAV機器の使い勝手にとって極めて重要な要素です。
いくら画面を凝ったところで、リモコンが使いにくいのではどうしようもありません。
リモコンにかけることのできるコストは限られてはいるでしょうが、間違いを生みにくい キー配置とすることはできるでしょう。
とても単純で簡単で当然のことと思うのですが、残念ながら実際のリモコンは、例えば PLAYの右にPAUSEがあり左にSTOPがあるとか、PLAY-STOP-PAUSEの並びになっているとか かなり乱雑な配置を採っています。

変な工夫はいらないので、こういう分かりやすい配置のリモコンが、、、、欲しい!

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